肩メロンの道
これは肩をメロンのようにするだけのブログです!
今回は、肩のトレーニングと言えば「ショルダープレス」だと言うことで、ショルダープレスのポイントを書こうと思います!
プレス系で高重量も扱えるのでとても効果的な種目です。
何より、肩はトレーニング効果がはっきりと表れる部位でもあり、服の上からでも明らかな変化が見てとれます。
なので、トレーニングを始めたばかりの人も、ショルダープレスをやっている人は多いのではないでしょうか。
しかし、実はショルダープレスって奥が深いんです。
そして、ショルダープレスはやり方も色々あります。
例えば「マシン」でやるのか「ダンベル」でやるのか。
そして、それぞれのメリット。
どういう時は「マシン」の方が良いのか。
こういう場合は「ダンベル」の方が良いとか。
ショルダープレスを効果的に使うためのポイントなどなど…。
何も考えずにやると思わぬケガにも繋がってしまいます💦
ショルダープレスはケガの多い種目でもあります!!
基本的なショルダープレスのフォーム
まずは、基本的なフォームについて。
「手幅」「座り方」「下ろす位置」「グリップ」
の四つに分けて書いていきます。
ショルダープレスの手幅
一番下まで下したときに、肘の角度が90°になる幅で握ります。
手幅が狭いと…
三頭筋への刺激が強くなってしまい、手首・肘への負担も大きくなります。
手幅が広いと…
胸が開いてしまい、大胸筋への刺激が高まります。腰が反った状態になりやすいので、重量によっては腰への負担も大きくなります。
手首への負担を最小限にしてくれるトレーニングアクセサリーがあります。
私も使っていますが、これを使ってから手首への不安は、ほぼなくなりました!
ショルダープレス時の座り方
まず、シート(背もたれ)の角度ですが、90°ではない方が良いです。
90°から少し後ろに倒したくらいが良いです。
シートを90°にするということは、バーを真上に上げる形となります。
その状態で、高重量を行うとどうしても腰を反ってしまいがちです。腰への負担を考えると、90°よりも少し後ろに倒しておいた方が無難です。
そして、
浅く座らずに、しっかり深く座りましょう!
足は広げないように!!
浅く座ると…
腰が反りやすくなり、胸が開いてしまいます。
そうなると、大胸筋上部に刺激が逃げてしまいます!
足を広げると…
肋骨が開いてしまい、体幹が弱まってしまいます。
プレートの重さが肩に乗らず、腰に直撃してしまいます!
ショルダープレスの下ろす位置
正直、個人差がありますが、私の場合は眉毛あたりになります。
鼻あたりまでという人もいると思いますが、顎あたりまで下げてしまうと、初心者トレーニーにとってはトレーニング効果よりも、ケガのリスクの方が大きくなってしまうと思います。
下げ過ぎることで、腕が(肘)が身体側に入り込み肩甲骨が可動してしまいます。(肩甲骨が寄る)
そうなると、大胸筋を使って上げようとしてしまうので、肩への負担が半端なく高まります!
ショルダープレスのグリップ
バーをしっかり握る「オーバーグリップ」で良いと思います。
重さを肩にしっかり乗せるため、親指を丸め込まない「サムレスグリップ」という握り方もありますが、初心者のうちはオーバーグリップで問題ありません。
マシン?ダンベル?
ショルダープレスは断然「マシン」をおススメします!
理由はいくつかありますが、大きな理由は、体幹の安定感です!
体幹が安定しないと、重さが肩に乗らず、四方八方に重さが分散されてしまい、効果的に肩のトレーニングができないからです。
マシンであれば、上げる軌道も固定されているので、全力で肩に集中することができます。
例えば、腕をひねりながらダンベルを上げ下げすることで、バーでは得られない肩の筋肉の収縮とストレッチを得ることができます!
筋肉の発達には、より広範囲の収縮とストレッチを行うことが前提としてあるためです。
そして、左右の筋力バランスの認識という観点でもダンベルの方が優れています!
人には利き腕があるため、どうしても左右の筋力バランスは異なります。
左右が一本の棒でつながっているバーだと、強い方の筋力で上げてしまえるので、左右バランスのズレが認識し辛くなります。
左右の筋力バランスが大きくズレていると、様々な場面でケガのリスクを高めてしまうので、左右バランスは整えておいた方が確実に良いです!
とは言っても、やり易さと安全面から、まずは「マシン」のショルダープレスで、肩のトレーニングに慣れてから「ダンベル」を取り入れるようにした方が良いと思います。
今日のトレーニング
種目 | 1セット | 2セット | 3セット | 4セット |
---|---|---|---|---|
スミスショルダープレス | 92Kg/7回 | 92Kg/5回 | 87Kg/8回 | 82Kg/6回 |
バックプレス | 65Kg/6回 | 65Kg/5回 | 55Kg/7回 | 50Kg/6回 |
マシンショルダープレス(PG) | 82Kg/8回 | 82Kg/7回 | 73Kg/8回 | - |
シーテッドDサイドレイズ | 16Kg/12回 | 16Kg/12回 | 12Kg/12回 | - |
サイドライイングDレイズ | 8Kg/12回 | 8Kg/14回 | 8Kg/15回 | - |
ケトルベル | 8Kg/10回 | 8Kg/10回 | - | - |
ダンベルカール | 20Kg/8回 | 22Kg/6回 | - | - |
チンニング(PG) | 自重/12回 | 自重/15回 | - | - |
まとめ
今日の記事のまとめ
ショルダープレスは「手幅」「座り方」「下ろす位置」「グリップ」を意識
「マシン」の方が体幹が安定するので初心者向き
左右バランスを確かめるのと、もっと肩を追い込みたいなら「ダンベル」
トレーニングし始めた人の肩トレの参考になれば幸いです!
-
参考最強のアウトラインを作る肩トレ。サイドライイングダンベルレイズとソフトケトルベル。
続きを見る