こんな人におすすめな記事です
ジョギングなんてただの準備運動だと思っている人
ランニングのスピードを上げたい人
もっと長い距離を走れるようになりたい人
ジョギングを制する者はランニングを制する
ランニングのレベルを上げたければ「ジョギング」をやるべし!!
今回は「ジョギング」について紹介したいと思います。
何故かと言うと、ランニングをしている人にとって、
ジョギングって 超重要 だからですっ!!
でも、ジョギングを軽視している人って結構多いかなと思います。
皆さんは「ジョギング」って聞いてどのような運動をイメージしますか?
多分、多くの人がこうイメージするんじゃないでしょうか。
「ゆっくり走る」
たしかに、間違ってはいません!
ただ、この「ゆっくり」というところがミソで、この「ゆっくり」という言葉がネガティブな先入観を与えてしまっています。
こんな風に思っている人も多いはず
ジョギングって準備運動的な役割だし…
ゆっくり走っても練習にならないし…
ジョギングする時間があったら練習したいし…
でもこの認識、間違いなんです!!
「ジョギング」は立派な「練習」です。
ゆっくり走るって大事なことです。
むしろ「ジョギング」に時間を使ってほしい。
ということで、ジョギングについてポジティブな印象を持ってもらえるように、もう少し詳しく「ジョギング」について書いていこうと思います!
陸上をやっている人やランニング玄人は「ジョギング」のことを「ジョグ」って言います
ジョギングの定義
Wikipediaで調べるとこんな風に書いてありました。
穏やかな速度で走るのがジョギングである。
ある定義では「時速6マイル(約9.7Km)の速度で走ること」とされている。
また「ランニング」は地面に接触していない瞬間が必要である、と定義しているが、ジョギングはそうではない。
引用:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/)
これについては、個人的に抽象的過ぎて「ん?」と思うところや、誤解を招きそうなところがありました。
まず「穏やかな速度」って!?と思いましたw
なんとなくは分かりますが、なんとなくだと心配ですよね。
次に「時速6マイル(時速9.7Km」って人によっては、結構速いということ。
1キロペース6分ちょいのペースです!!(このペースは、私にとってはガチのランニングですw)
見ていただくと分かりますが、平均時速8.2Kmで走ってるのに、心拍数は平均で150です。最大心拍数は165まで到達しているので、私にとっては「ジョギング」とは程遠いペースです💦
そして、どちらかの足が地面に接地しているということですが、歩く以外にどちらかの足が地面に接地している状況ってないと思います。
(これ、競歩のルールの一つにありますよね)
なので、Wikipediaから少しだけ具体的に言うと、
ジョギングは、誰かと一緒なら会話しながら走れるペース、
一人の場合は、歌えるくらいのペース。
要は、それくらい余裕なペースってことになります!
心拍数の目安で言えば、自身の最大心拍数の60%~70%くらいになります。
最大心拍数の簡単な出し方
220-年齢=あなたの最大心拍数
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
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参考夏場のランニングのポイント。♯25本日のランニング日誌 練習トータル187回目。
続きを見る
ジョギングのメリット
まずは「ジョギング」のメリットを知りましょう!
何故、ジョギングをするのか、すべきなのか。
これを知らないと、いつまで経ってもジョギングの優先順位は変わりません。
では、ジョギングのメリットとは何なのか。
ジョギングのメリットはこの一点に尽きます!!
「走力向上」
何故、走力が上がるのか。
それは以下の3つの点から言えます。
フォームの再確認ができる
長い距離を走ることができる
ダイエット効果
ひとつずつ説明していきます。
フォームの再確認ができる
ゆっくり走ることで、走っているときのバランスを整える余裕が生まれます。
つまり、フォームにまで気が回せるということです。
ランニングするにしてもフォームが何より重要です!
ジョギングはフォームを作り、身体に覚えさせることが目的です。
ジョギングで繰り返し繰り返し自分にあったフォームを再確認しながら走ることで、そのフォームは身体に沁みついていきます。
そうなれば、ランニング時の辛くなった時にでも、フォームを崩すことなくしっかり走ることが出来ます。
ランニングで、スピードが上がらない、距離が伸ばせないなどの課題は、走っている間にフォームが崩れていってしまっていることが原因である場合が多いです!
効率的なフォームかどうかのチェックポイントがあるので紹介しておきます。
腕は振れているか?
地面の反発力を使えているか?
上体は反っていないか?前のめり過ぎてないか?
足の着地でブレーキをかけていないか?
などなど。
これらのチェックポイントをしっかりジョギングの時に意識して走ることで走力が向上していきます。
長い距離を走ることができる
これは単純にゆっくり走っていて、キツくないからという理由です!
時間をかけて長い距離を走ることで、酸素をエネルギーにして走る時間を伸ばすことが出来るようになります。
そうすることで、体内で効率よく酸素を使って走ることが出来るようになります。
例えばですが、1という酸素量で10走ることが出来る人と、1の酸素量で12走ることが出来る人では、どちらの人の方が効率的と言えるか?
一目瞭然ですね。後者の人の方が効率がいいと言えます!
体内でのエネルギー変換効率を高めてくれるののが「ジョギング」になると言うことです!
ダイエット効果
有酸素運動が脂肪燃焼を促進してくれます。
有酸素運動とはなんぞや?
筋肉を動かすのに酸素を必要とする運動です。
そしてその運動は、酸素と共に体内の糖質や脂質をエネルギーとして消費してくれます。
そして、有酸素運動は最大心拍数の40%~60%が目標だと言われています。
ダイエット効果で余分な体重が減れば、ますます走りやすくなります。
ランニングのときに片足にかかる負荷は、自身の体重の2~3倍になると言われています。
体重が1キロ減れば、それだけで20キロ~30キロの負荷軽減になります。
5Kmのランニングはおおむね5,750歩ほどになります。
※先ほど「ジョギングの定義」で紹介したペースだと歩幅が87センチでした。
5,750歩×20キロ~30キロです!!
体重が1キロ減るだけでも身体への負担がどれだけ和らぐか想像できますよね!!
まとめ
今日の記事のまとめ
ジョギングはランニングのレベルを上げる
ジョギングの最大のメリットは「走力向上」
ジョギング3つのキーワード「フォーム」「長距離」「ダイエット」
たかが「ジョギング」と侮ることなかれ!
ジョギングには多くのメリットがあります。
特に、ジョギングによって得られる「フォームの再確認」「長距離が走れるようになる」「ダイエット効果」のおかげで、基本的な「走力の向上」が見込めます!
走力が上がれば、ランニングのスピードも上がり、もっと長い距離を走ることも出来るようになります。
私が、東京マラソン2023を完走できたのも、ジョギングのおかげです。
東京マラソン当日の約1か月前にポイント練習として、30Km走を計画しました。
結果は30Kmは走れませんでしたが、27Kmを走ることが出来ました。
時間にして3時間!!
この経験ができたからこその東京マラソン完走でした。
その経験を実現してくれたこと、それは紛れもなく普段の「ジョギング」でした。
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参考#23 ランニング日誌。東京マラソン2023まであと1か月のタイミングでポイント練習をやってみた!
続きを見る
この記事を読む前は、
ジョギングって準備運動的な役割だし…
ゆっくり走っても練習にならないし…
ジョギングする時間があったら練習したいし…
こんな風に思っていた人も、
ジョギングは準備運動ではなく立派な練習!
ゆっくり走るからこそ意味がある!
ジョギング自体が練習なので、ジョギングに時間を使う!
こう変換されたならこの記事を書いた意味があったと思えます!!
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参考ランニングってやった方がいいの?楽しく続けるランニングのポイントを紹介。ランニングアイテムも紹介します!
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