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健康 40からの筋トレ講座

レッグプレスとハックスクワットの違い。大腿直筋にはレッグプレス、内側広筋・外側広筋にはハックスクワット!

脚トレのポイント

 

今日は「レッグプレス」と「ハックスクワット」の違いについて紹介したいと思います!

以前、スクワットとハックスクワットの違いを紹介したブログを書きましたが、今回はレッグプレスとの違いについてです!

こちら ↓↓↓ の記事も興味があればぜひ読んでみて下さい!

参考股関節の屈曲がスクワットとハックスクワットの違い。股関節と膝関節の屈曲で鍛えられる部位が変化

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「レッグプレス」と「ハックスクワット」の違いを説明する前に、簡単にそれぞれどんな種目なのかについて、説明したいと思います。

 

レッグプレスって?

スクワットと同じくらい有名かつやっている人も多いであろう種目。

初心者だと圧倒的にこの「レッグプレス」が多いと思います。

体幹を安定させながら脚のプレスが行えるので、スクワットと比べると圧倒的にやり易く、怪我も少ない種目のため、初心者が脚を鍛える代表格的な種目になっています。

また、背もたれがあるので腰への負担も少ないため、しっかり脚に集中することも出来るので、初心者だけではなく、上級者でも外せない種目となります。

レッグプレス

レッグプレスは脚全体を鍛えることが出来る種目ですが、主に大腿直筋を鍛える種目として有効です。(理由はのちほど紹介します)

その外にも、フットプレートの上部に足を置いて行えばハムストリング、歩幅を開きワイドスタンスで行えば内転筋など、バリエーションが豊かな種目でもあります!

 

ハックスクワットは?

こちらも脚を鍛える種目ですが、足でフットプレートを押すレッグプレスと違い、自分の身体を上げていく種目になります。

ハックスクワット

レッグプレスの画像と比べると、動くのがフットプレートなのか自分の身体なのかが分かると思います。

このハックスクワットも脚全体を鍛えられる種目ですが、太ももの中でも比較的膝に近い部分に刺激が入ります!

筋肉でいうと、内側広筋や外側広筋などです。

 

レッグプレスとハックスクワットの違いは?

本パートでは、多くの人が疑問に思っているであろう、レッグプレスとハックスクワットに違いはあるのか?について説明していきます。

 

うちポケ管理人
両種目とも同じように脚を鍛える種目だよね?何処かどう違うの?

違いはちゃんとあるんです!!

さっそく両種目の違いについて「答え」を言っちゃうと、、、

その違いとは、

ずばり「股関節の屈曲具合」です

先ほどの両種目の画像を股関節に注目して、再度見ていきます。

左:レッグプレス 右:ハックスクワット

いかがでしょうか。

股関節の屈曲角度が大きく違うことが分かると思います!

でも、

「で!?」って思ってる人のために、さらに説明します。

この股関節の屈曲角度の違いによって、鍛えられる筋肉が変わってきます。

要は、股関節の屈曲の角度の違うだけで、太もも前(大腿四頭筋)の中でも鍛えられる筋肉が変わってくるということです!

たかが、角度なのにです。

では、もう少し大腿四頭筋の「作用」という観点から見ていきましょう。

股関節の屈曲角度大の場合

結論から言うと、大腿四頭筋の中でも「大腿直筋」が刺激されます。

うちポケ管理人
太ももの前の筋肉=大腿四頭筋は四つの筋肉の総称となります。

※大腿四頭筋(大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋)

その全ての筋肉の作用に、膝関節の伸展(膝を伸ばす動作)があります。

しかし、大腿直筋だけは特別です。

これは大腿四頭筋の中でも、大腿直筋だけが股関節と膝関節を跨ぐ二関節筋(起始部は腸骨【簡単に言うと骨盤】にある)であり、股関節の屈曲という作用を持っています。

そのため、股関節の屈曲を意識し、屈曲角度を深めると「大腿直筋」が強く働きます。

さらに、大腿直筋を鍛えるため、股関節を屈曲しやすくする姿勢がありますので紹介しておきます!

 

目線は下げないこと。目線を下げると上体が丸まり「股関節」ではなく「膝関節」が屈曲しやすくなってしまう。

足の裏全体に力を入れる。つま先に力を入れると「膝関節」から屈曲してしまうため。

スティッキングポイント(もっとも負荷がかかる所、膝の角度が90°付近)を越えて動作をすること。スティッキングポイント手前での動作だと股関節の屈曲角度が甘くなるため。

レッグプレスは股関節の屈曲角度が大きい種目になるので、動作中は胸を張り、目線を下げずに、足の裏全体に力を入れて、股関節から屈曲させるように行うことで、大腿直筋を効果的に鍛えることが出来ます!

 

股関節の屈曲角度少の場合(動画あり)

大腿直筋の関与は減り、その代わりに「内側広筋」「外側広筋」の働きが強くなります。

ハックスクワットは、股関節の屈曲角度はそこまで大きくないので、内側広筋や外側広筋を鍛えたいのなら「ハックスクワット」がおススメです!

ただし、注意が必要です。

膝の角度が90°よりも鋭角になるまでしゃがみ込んでしまうと、股関節の屈曲角度を大きくなるので、大腿直筋が働き出します。

少しでも内側広筋、外側広筋を鍛えたいのであれば、しゃがみ込み過ぎず膝の角度は90°あたりまでにしておいた方がいいかと思います。

そして膝関節から屈曲させることを意識し、足の母指球あたりに力を入れるといいかと思います。

そしてここでもう一つ注意点を!

膝関節屈曲を意識したハックスクワットは膝関節への負担が結構強いので、念入りにストレッチしておくことと、やっていて少しでも違和感があるようであればすぐ中止してください!!

レッグエクステンションでも代用することが出来ますので!

(じゃあ、ハックスクワットじゃなくレッグエクステンションをやれば良いんじゃない?と思った人もいますよね。はい、間違ってはいません。その辺は多関節種目と単関節種目の違いの話になるので、別の記事で紹介したいと思います。)

ちなみに、

内側広筋を鍛える場合は、歩幅をワイドスタンス

外側広筋を鍛える場合は、歩幅を狭くナロースタンス

 

本記事のまとめ

今日の記事のまとめ

「レッグプレス」と「ハックスクワット」は別物!

違いは「股関節の屈曲具合」!

股関節の屈曲は、上体を丸めない、目線を下げない、足の裏全体に力を入れる、スティッキングポイントを越える!

レッグプレスは大腿直筋、ハックスクワットは内側広筋、外側広筋を鍛える

 

うちポケ管理人
最後までお読みいただきありがとうございました

 

うちポケ管理人

筋トレとランニングが趣味な「うちポッケ」の管理人。 渡り歩いてきた仕事は数知れず!たどり着いたのがブログの管理人ということです! 「長期の休みがあったら何したい?」 「めっちゃブログ書きたいっ!」

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