鬼の哭く背中
これは背中に鬼を宿すためのブログシリーズです!
背中の筋肉って発達させるの難しいですよね。
背中の筋肉を発達させるには、
いかに背中の筋肉の動きを感じることが出来るか。
背中の筋肉の作用を理解し、その動きの範囲でしっかり収縮とストレッチが出来るかがポイントです!
しかし、背中の筋肉と言っても様々です。
広背筋、脊柱起立筋、僧帽筋、菱形筋、大円筋、棘下筋、前鋸筋など。
ざっくり挙げてもこれだけあります。
「背中の筋肉を鍛えたい」
けど「どこの背中の筋肉?」
この部分を明確にしないと、効果的な背中の種目は選べません。
なので、まずは背中のどの部分を鍛えたいのかをはっきりさせることが重要ですね!
はっきりさせたら、そこは何と言う筋肉なのか?(広背筋?大円筋?)
その筋肉が分かったら、その筋肉の作用はどういうものかを把握し、その作用にそった種目を選んで、トレーニングしましょう。
今回は「広背筋」を鍛える種目を紹介します。
特に広背筋の「下部」に焦点をあてた内容になっています。
広背筋下部を鍛えると、ウエストからの背中のアウトラインを作ることが出来ます。
要は、背中の逆三角形の大きさ(面積)を大きくすることが出来るということになります!
広背筋上部(肩甲骨あたり、腕の付け根付近)は割と鍛えやすいですが、広背筋下部はなかなか難しいです。
そんな広背筋下部を鍛えることが出来る種目、ポイントを紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
今日の背中のメニュー
種目 | 1セット | 2セット | 3セット | 4セット |
---|---|---|---|---|
ラットプル | 79Kg/8回 | 79Kg/8回 | - | - |
ラットプル(ビハインドネック) | 59Kg/10回 | 59Kg/8回 | - | - |
ハイ・ロー | 50Kg/12回 | 50Kg/10回 | 40Kg/12回 | 20Kg/20回 |
ベントロー | 100Kg/8回 | 90Kg/8回 | 80Kg/12回 | - |
チンニング(PG) | 自重/10回 | 自重/5回 | - | - |
プーリーロー | 73Kg/10回 | 73Kg/8回 | - | - |
広背筋下部を鍛える種目
広背筋の基本的な作用は「肩関節の伸展・内転」「肩関節の水平伸展」があります。
それぞれ簡単に動作の説明をしますね。
広背筋の作用
肩関節の伸展
腕を後ろに引く動作
代表的な種目だとローイングになります。
肩関節の内転
腕を上から下におろす動作
この動きを伴うのは、ラットプルダウンが代表的な種目になります。
肩関節の水平伸展
腕を横に広げた状態から後ろに引く動作
これもローイングですが、肘を横に張った状態で行うローイングでこの動きを伴います。
これら三つの作用を意識しながら、より広背筋の下部を刺激するためにはどうしたらいいか。
ここで広背筋の画像をイラストで見てみましょう!
広背筋下部の筋繊維に注目してください。
この筋繊維の方向のとおりに動かすことが広背筋下部を鍛えるには必要になります!
では、どのような動きになるか。
それは、
前方上から、後方下に向かって腕を動かすという動作です!
その動きにぴったりなのが、ハイ・ローという種目になります。
しかし「ハイ・ロー」はそのまま行うと、リバースグリップの形になりますが、もっと広背筋下部を意識しやすくできる方法があります。
変則的なハイ・ロー
グリップのアタッチメントを使うことで、リバースグリップではなくハンマーグリップの形でハイ・ローを行うことが出来ます!
このグリップの形をとることで、ボトムでの広背筋下部の収縮を感じることが出来ます。
↓↓↓ このアタッチメントです。
広背筋下部を刺激するやり方:動画で紹介
本記事のまとめ
今日の記事のまとめ
広背筋の作用は肩関節の内転・伸展・水平伸展
広背筋下部は前方上から後方下への動きが最適
広背筋下部を鍛える最適解:種目ハイ・ロー
グリップのアタッチメントを使ってハンマーグリップで!
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参考逆三角形な背中は「大円筋」がポイント。大円筋を鍛えるにはまずこれを知ろう!
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